のど編

 50歳の男性です。風邪をひいていましたが咳が持続してた時に10数秒くらい呼吸が止まりそうになりました。症状が少し改善した時に耳鼻科で喉頭ファイバー検査を受けましたが先生から「喉頭ケイレン」疑いではと指摘されました。あの時の苦しさが再発するのでは?と心配です。

 「喉頭ケイレン症」とは声を出す喉頭にある声帯が急に強く閉鎖することで起こる状態です。その後に息を吸う時にヒューヒューといった犬の遠吠えのような音がして収まってくるようです。脳などに呼吸中枢がありますが 呼吸を再開させる機能が不十分ですと長時間持続することがあります。最近多いのは逆流性食道炎などで胃酸が逆流することで喉頭や気管に胃酸の流入を防ごうとする反射で起こるとが多いと言われています。風邪症状に付随する反射もあるようです。症状があった時はまず慌てずにゆっくりと呼吸をすること・胸焼けなどがある方は消化器内科の先生とのご相談も必要です。


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