のど編

60歳の男性です。3か月ほど前より手と足の裏に小膿胞が出来ました特に足の裏は多くあり、歩行時に痛みが出ます。皮膚科に相談しましたところ「掌蹠膿疱症」と診断され軟膏処置などを続けましたが一旦は改善傾向にありますが再燃しており完治しておりません。どういった病気でその他の治療法はありますか?

 「掌蹠膿疱症」とは手のひらや足の裏に水ぶくれは小さい膿の包ができる病気です。繰り返すことが多く、鎖骨、肋骨、胸骨の関節痛がでることも多いといわれています。発症は30代より起こると言われていますが20代の患者さまも多くみられます。原因の詳細は不明ですが多くは扁桃炎、副鼻腔炎、歯肉炎などの細菌感染とそれに伴うアレルギー反応が原因ではないか?と指摘されています。また金属アレルギーも症状を悪化させるともいわれています。治療としては軟膏処置や紫外線治療などもありますが難治性や再燃性の強い状態ですと基礎疾患の治療がある場合は副鼻腔炎(投薬・手術)や扁桃炎(扁桃摘出術)の治療は重要です。特に習慣性扁桃炎の既往があるようでしたら耳鼻科での精査をお勧めします。


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