豆などは気道異物になることがある?何才くらいから安全に食べられますか?
乳幼児に豆などをそのまま食べさせる気道異物になることがあると聞いたことがあります。またピーナッツなどは気道異物になると取りにくいから危険だとも聞きました。
豆類などは何才くらいから安全に食べられるのでしょうか?
まず小児の窒息の原因に気道異物があります。特に豆類は形、硬さから気道に誤ってつまることがあります。
統計では生後6ヶ月の乳児(はいはいが出来る頃)からあり、3才(乳歯が生えそろう頃)がピークになっています。ただ幼稚園児から小学校低学年まではかなりあり、安全な年齢はありません。
ただ現在お母さま方は、マスコミや育児書などから「子供にピーナッツは危険!」といったお話は充分にご存じです。
小さなお子さまにいる家庭では豆まきの豆は回収していただいていますし、お子さまの手の届くところには豆は置かないご家庭もほとんどです。
もし豆類を食べるようでしたら(特にピーナッツより大きな豆は)小さくつぶしていただくと安全です。
またお子さまがそのまま口に豆類をいれていた場合は 決して大きな声をださないで!ください。お子さまはびっくりして飲み込んでしまうことがあります。
そういった現場ではあわてず、下を向かせゆっくりとお子さまの口に指を入れて豆をかき出しましょう。