25才の一児の母です。妊娠中にスギ花粉症となってしまいましたがどうもスギの花粉が飛散する前の時期でもアレルギー性鼻炎や眼の症状が現れます。スギ花粉以外にもこの時期花粉症があるのでしょうか?またどんな花粉症が考えられますか?

当医院は名古屋市天白区にありますが 最近開発が進んで来たとはいえまだ緑や空地などもかなり残っております。近隣に「梅森」や「梅ケ丘」といった地名もあり、以前には当医院の周囲にも梅の木がかなりあったように記憶しております。また農業センターなどには梅林もかなり残されております。

例年2月10日前後に白梅、紅梅なども開花しており、この前後にアレルギー性鼻炎にて受診された患者さまも少なくありません。お話ではスギ花粉の飛散する以前にアレルギー性鼻炎や眼症状が出現するとのお話しですが もし近隣に梅の木があるようでしたら開花時期はいかがだったでしょうか?
現在はあまり検査キットが広まっていませんので検査ではっきりとしたご指導は出来ませんが可能性はあると思います。

治療としてはスギ花粉症と同様に耳鼻科、眼科にご相談されるとよいと思います。
ただ梅の花粉はあまり多量ではなく、また飛散距離も少ないようです。内服療法、外用薬(点鼻、点眼薬)、ネブライザーなどがありますが、眼鏡、マスクをかけていただくことも有効です。


25才の主婦です。2~3年前より春先のアレルギ-性鼻炎(スギ花粉症)がひどくなっています。
来年のスギ花粉症の時期に備えて早めにレーザー治療を受けたいと思いますが、いつ頃からできますか?また何回くらい必要でしょうか?

基本的にはスギやヒノキの花粉症の時期が終了すれば可能です。5~6月以降でしたらレーザー治療を受けていただけます。

レーザー治療はスギやヒノキの花粉の飛散時期にも受けていだだけますが、患者さまにはやはり花粉症の時期前に治療を受けていただくとより楽にすごしていただけますし治療効果も高いと考えます。
受診時期についてですが来年のスギ、ヒノキ花粉症に対応していだだくためには、レーザー治療を受けていただく時期としては遅くとも10月上旬から来年1月初旬までがよいと思います。

当医院ではレーザー治療を主に1回療法としてご説明しておりますが、もし鼻所見や症状の強い患者さまにはスギ花粉症の発症時期まえに2回目のレーザー治療を考慮しております。したがって1月初旬までの治療をお勧めいたしております。

レーザー治療は通年性のアレルギー性鼻炎にも有効ですが、患者さまによっては有効度や継続期間に個人差がありますので上手に治療を受けていただき、スギやヒノキの花粉症の時期をより快適にすごしていただけたらと願っております。


24才の主婦です。例年この時期になるとアレルギー性鼻炎の症状がでます。
今年は残暑が厳しく、秋のアレルギー性鼻炎はまだあまりひどくないのかと思っておりましたが、やはり9月中旬くらいに症状がでました。
やはりお薬を服用しないといけないでしょうか? 

今年の夏は大変暑くまだ残暑が続いております。この近辺でも9月中旬頃よりアレルギー性鼻炎の患者さまが増えております。急な鼻閉や鼻汁過多などの症状が多いようです。

主な原因の花粉としては まずブタクサやヨモギ、イネ科の雑草の一部が考えられます。公園や堤防などに発生しております。
今年は猛暑で多雨だったこともあり、雑草もよく発育しており、症状の強い患者さまもあります。セイタカワダチソウはまだ目にしておりませんが近日中に開花すると予想しております。

さてやはり症状の強い患者さまは抗アレルギー剤の内服療法や点鼻、点眼療法、ネブライザー、レーザー療法などがありますので症状にあわせての治療をお勧めいたします。


お電話でのお問い合せはこちら

052-804-8833