インフルエンザ

小学1年の長男がインフルエンザに罹りました。昨年と違って今年から欠席期間が長くなると聞きました。どうしてでしょうか?

お話のとおり、平成24年4月に学校保健安全法が一部改正されました。インフルエンザ感染については「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児においては3日)を経過するまで」となりました。改正の基本は学校や幼稚園でインフルエンザ感染の感染拡大が十分に防止できなかった経験から新基準が作成されました。低年齢の小児はウイルスを長期間排出する可能性があるため、感染防止の試みと言われています。やはり主治医の先生のご指導で登校時期を決めていただくようにお勧めします。{従来より一般小児科(耳鼻科も含めて)の諸先生は発症から5日は学校をお休みしましょうと提言をされておりました。}


4才の男児です。今年もインフルエンザの予防注射を受けようと考えております。最近新聞で「インフルエンザの特効薬が出来た」との記事を読みましたが、もう予防注射の必要はないのでしょうか?

最近になってインフルエンザに対してかなり有効な薬が出来た事は確かです。
一昨年には大人用の薬ができ、その後小児用の顆粒が新たに開発されました。これらの薬はインフルエンザに罹患した後に服用しても充分な効果があるといわれております。

ただ大人でもインフルエンザに罹患したかどうかはっきりしない時期がありますし、まして乳幼児では急激な発熱から小児科の先生にあわててご相談することが多いと思います。
また老人の方では初期症状がはっきりせず、いきなり肺炎になったと言った場合も少なくありません。

確かに予防注射でインフルエンザが100%予防できるわけではありませんが、予防接種で感染の重症化は未然に防ぐことが出来ます。
また耳鼻科領域では風邪をひいたりしてよく急性中耳炎や副鼻腔炎を起こすお子さまには予防注射をお勧めいたします。


5才の男子です。以前にインフルエンザの予防接種を2回受けておりますが最近のニュースではインフルエンザの流行でお薬が少なくなっているとの報道がありました。今インフルエンザにかかってしまうとどうなるのでしょうか?お薬はあるのでしょうか?

現在広範囲にインフルエンザが流行しております。テレビ報道などでご承知とは思いますが一部の抗インフルエンザウイルス剤はかなり品薄状態になっております。

ただ現在流行中のインフルエンザはA型が主流ですので、旧来からある抗インフルエンザウイルス剤で充分対応が可能ですし、治療薬は確保されております。
またお子さまはすでに2回の予防接種を受けているとのお話ですので感染したとしても顕著な重症化は心配ないと考えます。
ただあくまでもインフルエンザ感染は一般感冒とは異なり 急激な発熱や上気道感染(肺炎など)を合併する場合が多く、やはり早期診断と治療(抗インフルエンザ剤の内服)、安静などは必須です。

最近では15分前後で感染判定が可能な検査キットがありますので、まず医療機関を受診され検査を受けていただくことが重要と考えます。
また普段の生活ではうがい、手洗いを励行していただき、人ごみではマスクをかけていただくことも有効です。


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