のど編

 咽頭結膜熱(プール熱)が流行していると言われていますが どんな病気ですか?

咽頭結膜熱(プール熱)はアデノウイルスによって発症する感染症です。主に夏期に流行する疾患ですが冬期にもみられることがあります。発熱や咽頭炎、結膜炎が主な症状ですが 頭痛や吐気などの症状もあり小児での感染ではウイルスの型によっては重篤化する場合があり要注意とされます。耳鼻科でも外来での簡易検査(鼻汁や咽頭、または糞便などから)でアデノウイルスの検出が可能ですが ウイルスの型までの検査は出来ません。また診断がついても接触や飛沫感染の可能性も残りますので症状が消失しても2日は登校、登園は控えることが重要です。対症療法が中心ですが症状が重篤化する場合も懸念されますので症状が悪化する場合は早めの小児科受診・ご相談が大切です。


60歳の男性です。3か月ほど前より手と足の裏に小膿胞が出来ました特に足の裏は多くあり、歩行時に痛みが出ます。皮膚科に相談しましたところ「掌蹠膿疱症」と診断され軟膏処置などを続けましたが一旦は改善傾向にありますが再燃しており完治しておりません。どういった病気でその他の治療法はありますか?

 「掌蹠膿疱症」とは手のひらや足の裏に水ぶくれは小さい膿の包ができる病気です。繰り返すことが多く、鎖骨、肋骨、胸骨の関節痛がでることも多いといわれています。発症は30代より起こると言われていますが20代の患者さまも多くみられます。原因の詳細は不明ですが多くは扁桃炎、副鼻腔炎、歯肉炎などの細菌感染とそれに伴うアレルギー反応が原因ではないか?と指摘されています。また金属アレルギーも症状を悪化させるともいわれています。治療としては軟膏処置や紫外線治療などもありますが難治性や再燃性の強い状態ですと基礎疾患の治療がある場合は副鼻腔炎(投薬・手術)や扁桃炎(扁桃摘出術)の治療は重要です。特に習慣性扁桃炎の既往があるようでしたら耳鼻科での精査をお勧めします。


 5歳の男児です。3歳頃より寝ている時に口を開いて寝ていることが多い印象でした。昼間でも口呼吸をすることが多くなっています。歯科の先生も口呼吸は注意しましょうと指導されました。

 一般的には鼻呼吸が中心です。鼻呼吸では吸った空気は加湿されますし鼻でほこりや細菌などは吸着除去されます。口呼吸ではそれが出来ないために風邪をひき易いと言われます。お話を伺いますと慢性的に鼻閉があるようです。(アレルギー性)鼻炎や副鼻腔炎、アデノイドや扁桃肥大も考えられます。鼻炎・副鼻腔炎の治療はまず処置、投薬などです。アデノイド・扁桃肥大は5歳前後に最大となると言われていますがいびき症や睡眠時無呼吸などがあれば手術適応もあります。また体の成長や生活リズムの変調があるようでしたら耳鼻科で内視鏡検査やレントゲン撮影などを施行してみます。鼻呼吸を意識してみても苦しいようでしたら一度耳鼻科でのご相談は必要でしょう。


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