睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは?
睡眠中に呼吸が止まるために低酸素状態が起こり、脳や心臓などの臓器に負担をかける疾患群のことです。一般的には閉塞型睡眠時無呼吸が多く、心疾患(不整脈や心筋梗塞など)、高血圧、脳血管障害などの重篤疾患の原因となる場合があります。また昼間(特に昼食後に)の眠気などを引き起こし、交通事故や仕事の能率に多大な影響を及ぼします。
こばやし耳鼻科での対応は?
ご家族から無呼吸状態を指摘されている方にはPSG検査(入院下での精密検査)を前提にした簡易検査無呼吸検査を手配します。この検査を元に担当診療科(耳鼻科、内科、歯科口腔外科など)へのご紹介をします。
いびき症のみ(ご家族から無呼吸状態を指摘されていない方へ)の方には当医院にて必要なマット式簡易検査をお貸して判定をしますので簡便に判定可能です。
こんな症状の方はご相談ください。
1,ご家族に「呼吸が止まっている」と指摘された方
2,熟睡が出来ない、昼間の眠気が強い、運転が心配だ
3,いびきが大きい、(または友人と旅行が出来ない!)
4,高血圧や糖尿病、狭心症や脳梗塞の心配のある方
治療はどんなものがあるでしょう?
基礎疾患としての診療科のご相談、治療が必要ですが 耳鼻科領域、内科(肥満やタバコなど)領域の治療、歯科口腔外科によるマウスピースの作成など
C-PAP療法・・・中等度から重症例などに使用する鼻~口マスクによる空気加圧治療で無呼吸状態を改善します。これにより良質な睡眠の確保と生活の改善を目指します。